解説 化粧品業界の販売チャネル
百貨店化粧品

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百貨店化粧品業界で働く人々

百貨店化粧品業界で活躍する人々に多いのは、それぞれ、そのブランドの世界観やイメージに対して抱く愛着や、華やかな世界で働く充実感をモチベーションにしているケースです。
企業にもよりますが、外資系が多いこの業界では、昼夜問わず本社とメールのやりとりを行うなど、比較的業務時間が長くなりがちな場合も。それでも彼女たちが輝いて見えるのは、ブランドへの愛や、流行の最先端を行く仕事ならではの高揚感があるからこそ(本社勤務など、ポジションによっては、セレブスターや美容ライターとのやりとり、高給百貨店のバイヤーとの商談、プレス発表会での芸能人の起用、そしてパリやロンドン、NYへの出張などが業務で発生することも)。
また、マネージャークラスほど業務は多忙を極めますが、その働きに比例する高水準の待遇も魅力のひとつ。業務量や責任の多さと天秤に掛けても余りあるやりがいが、この仕事の原動力と言えます。

転職のしやすさ

現在、全体の9割近い求人を、百貨店化粧品業界の経験者採用が占めており、未経験からの転職はなかなか難しいと言われています。
また、外資系企業が多いため、日常会話レベル以上の英語力は必須要件。もちろん、資生堂やコーセー、カネボウといった日本企業では不問ですが、これら国内企業では、中途採用よりも新卒採用への注力がはかられており、そもそも求人が出にくい状況にあります。

一方、既に百貨店化粧品業界の経験をお持ちの方には、比較的、求人が出やすい状況と言えます。売上が底離れした2012年から、中途の経験者採用が活発化。大規模な募集こそないものの、欠員補充やスペシャリストの増員など、単発での採用は今後も増加が見込まれており、経験者にとっては比較的転職しやすい状況と言えます。経験者募集の要件は、業界経験3年以上というところがほとんど。ミドルからマネージャークラス、幹部候補まで、経験年数・熟練度に応じた求人があります。

未経験から百貨店化粧品業界に転職するには…

現在の募集状況から言って、未経験からいきなり希望のブランドへ入社するのは容易ではありません。まずは英語力を身につけた上で、現在募集のある1割程度の企業への入社を目指しましょう。その企業で数年経験を積んだ上で、最終的に自分の行きたいブランドへの転職を目指すのがベターです。ポイントは、最初に入社する企業を選ぶ際、いずれ入社したい企業に繋がるところを選ぶこと。そして、しっかり思い入れを持って働けるところを選ぶことです。

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『百貨店化粧品』の解説(全3回)

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