2015年8月 化粧品業界の求人・転職トレンド

2015年08月03日

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8月トレンド_画像8月は選考の進捗や新規求人の動きなどが停滞する傾向が強いため、転職希望者にとっては「仕込み」の時期といえます。

 

停滞する理由としては、夏季休暇が挙げられます。化粧品業界の夏季休暇はお盆の一斉休業だけでなく、8月全体の中で社員が交互に休みを取ることが多いため、書類選考官・面接担当官が不在になるケースも。この場合、選考は一時的にストップすることになります。人手が充分でないことから、欠員補充による新規求人の募集をかける時期を休み明けに設定する企業も多いです。

 

こうした理由で転職市場の動きが鈍るこの時期は、少ない新規求人を精査しつつ、今後に向けて履歴書・職務経歴書のブラッシュアップに力を入れておきましょう。また、新たな転職サイト・人材紹介会社を探し、登録しておくのも手です。こうした地道な動きが、お盆明けのスタートダッシュに繋がるでしょう。

 

今月の新着求人一例

■「不の解消」をコンセプトにした大手通販化粧品メーカーで「営業」職の募集【東京】

■世界に名だたるブランドを目指す高級スキンケア化粧品メーカーで「商品開発」職の募集【東京】

■老舗の日系総合化粧品メーカーで「研究開発」職の募集【茨城】

■英国発オーガニックコスメメーカーで「薬事・品質管理」職の募集【東京】

■「無添加主義」化粧品で有名な大手化粧品メーカーで「美容インストラクター」職の募集【大阪】

 

現在の化粧品業界の転職市場は、近年まれに見る活況を呈しています。新規求人数は昨年度から130%増を記録していると同時に、1人の転職希望者が応募可能な求人数も増加傾向にあります。

 

ただし、転職活動の成功率が上がったかというと、そういうわけではありません。なぜなら、「今よりも良い企業があれば転職したい」と考える転職活動者の数自体も現在増加傾向にあり、倍率そのものが高くなっているのです。

 

以前に比べると日本人が考える「転職」の敷居が低くなってきたこともあり、今後はより一層の転職市場の活発化が予想されています。

 

こうした状況を踏まえると、8月は周りの転職希望者と差をつけられる事前準備を行なえる重要な時期といえます。この夏季休暇期間を、ぜひ有効活用していただければと思います。

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