2016年1月 化粧品業界の求人・転職トレンド
2016年01月04日
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
2015年は化粧品業界にとっては「インバウンド」の年でした。インバウンドの需要拡大の影響で化粧品市場が前年越えとなり、メーカー各社のインバウンド対策も活発となりました。その他のトピックとしてはシニア市場の活発化、OEM企業の業績好調、男性化粧品市場の拡大などが挙げられます。
しかし、これらの動きが中途採用状況に影響を与えるかというと、一概にそうとは言い切れません。あくまでも化粧品市場での採用ニーズは欠員補充がメインです。今後も、最近のトレンドに合わせて採用の動きが非常に活発化するといった事はないでしょう。
ただし、インバウンドの影響で業績が上向いたことにより、百貨店営業職やメンズコスメの商品企画職の増員募集が行なわれる可能性は十分にあると思われます。
今月の新着求人一例
■有名クリニックと共同開発したスキンケア化粧品で「営業」職の募集【東京】
■創業80年の歴史を誇る日系老舗化粧品メーカーで「品質管理」職の募集【東京】
■フランスでNo.1コスメ大賞を受賞したスキンケアメーカーで「商品開発」職の募集【東京】
■物産100%出資の医薬部外品・化粧品メーカーで「マーケティング」職の募集【東京】
■高価格ヘアサロン化粧品で急成長中の化粧品メーカーで「インストラクター」職の募集【大阪】
毎年1月、各社の採用活動は活発化します。日系企業では、年始行事が済んだ営業2週目から選考がスピード感を持って進んでいく企業が多く、3月までに採用を終えるために積極的に面接を組んでいく傾向が強くあります。
また外資系企業については1月から新年度が始まるため、1月中旬頃から年間採用計画が固まってきます。新規求人が発生するのはこのタイミングです。
外資系企業への転職を考えている方にとって、年始は逃してはいけない時期と言えるので、求人情報を随時チェックしてどんな案件が出ているかを小まめに把握していきましょう。
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