2016年7月 化粧品業界の求人・転職トレンド
2016年07月01日
求人数増加の背景にはいくつか理由があります。
まず1つは、退職者の増加です。6月末のボーナス支給を待ってから、現職に退職する旨を伝える方が相当数いるため、7月始めには欠員補充を目的とした求人が増加します。
また、7月は日系企業が中途採用に注力し始める時期です。新卒採用の時期が後ろ倒しになっているため、大体の企業で17年度の採用活動が落ち着くのは6月頃。7月から中途採用に本腰を入れて取り組むケースが多いです。
中途採用に注力し始めるのは日系企業だけではありません。外資の場合、6月は多くの企業にとって半期の決算月。7月から下期の採用活動が始まるため、新たなニーズが発生しやすいタイミングといえます。
こうした理由から、7月の求人数は増加する傾向にあります。希望通りの求人を探しやすい時期といえるでしょう。
今月の新着求人一例
■「無添加主義」化粧品で有名な大手化粧品メーカーで「美容インストラクター」職の募集【東京】
■メイクアップ商品を展開する化粧品メーカーで「ECサイト企画・運営」職の募集【東京】
■プラセンタ化粧品メーカーで「コールセンター運営管理」職の募集【東京】
■有名百貨店ブランドを持つ日系化粧品メーカーで「薬事」職の募集【東京】
■老舗の日系総合化粧品メーカーで「営業」職の募集【大阪】
中途採用の主な手法としては自社HPを使った募集や、求人サイト・人材紹介会社を利用しての採用が挙げられます。化粧品業界の場合、これらの手法すべてを使って募集を掛ける企業は多くありません。
どの手法にもそれぞれメリットとデメリットがあるため、企業はそれらを総合的に判断して採用手法を決定しているのです。
人気業界である化粧品業界の場合、求人を公表すると業界への憧れをもって応募してくる人材も多いです。応募総数の増加から、企業の人事側の負担が大きくなることも。
人材紹介会社を利用すれば、求人を公表することなく募集をかけることができ、また、企業の募集ニーズに合った人材を紹介してもらえるため、結果人事の負担を軽くすることができるのです。
そのため、近年は主な採用手法として人材紹介会社を利用する企業が増えています。
より広い選択肢の中から求人を選びたい場合は、情報収集手段のひとつとして人材紹介会社へのエントリーも考えてみてはいかがでしょうか。
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