2017年10月 化粧品業界のトレンド
2017年10月06日
アウトオブブランドの現在
各社、アウトオブブランドの売上が好調です。アウトオブブランドとは、大手化粧品企業が自社ブランドであることを打ち出さずに展開しているブランドのこと。「資生堂」「ポーラ」など自社ブランドの持つイメージが強い企業は、新しい顧客層を開拓するために、積極的にアウトオブブランドを展開しています。
アウトオブブランドの例
■資生堂グループ:イプサ、エテュセ等
■コーセーグループ:アウェイク、アルビオン(アナスイ、ポール&ジョー、アナスイ)等
■ポーラグループ:オルビス、スリー、ジュリーク等
■カネボウグループ:エキップ(RMK、SUQQU)等
これらのブランドは、近年いずれも好調に業績を伸ばしています。
好調な要因の一つには、固定されたイメージや方向性にとらわれる必要がなく、今の流行・トレンドを比較的自由に取り入れながらブランディングしていけるというアウトオブブランドならではのメリットがあるでしょう。また、ここ10年の間にアウトオブブランドに注力する企業が増えているという背景もあります。
現在、各アウトオブブランドでは、営業・マーケティングなど幅広い職種で積極的に中途採用が行われています。
新卒採用者は自社ブランド配属になることが多いため、アウトオブブランドでは「人材補填は中途採用で」と考える所が多い傾向にあります。ただし、人気の高いブランドでは応募の殺到を回避するため、自社HPなどでほとんど募集を出さないことも少なくありません。
そういった場合、人材紹介会社に案件を一任しているケースも多々ありますので、興味がある方はぜひ一度求人状況をご確認ください。
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