2016年6月 化粧品業界の求人・転職トレンド

2016年06月01日

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6月トレンド画像多くの企業にとって四半期決算の時期になる6月は、GWと夏季休暇に挟まれて営業日数が多く、また新卒採用も落ち着き、転職市場が活発になる時期です。

特に日系企業においては、4月からスタートした新たな期の採用を本格的にスタートさせるため、求人案件が増え、また選考が早く進む時期でもあります。

 

この時期に乗り遅れると夏休み期間~半期決算の時期に差し掛かってくるため、転職市場が鈍化します。活動を積極的に行うのであれば、6月に動く事はマストと言えるでしょう。

 

今月の新着求人一例

■オーガニックコスメ輸入販売の先駆的メーカーで「商品企画・開発」職の募集【東京】

■日系老舗化粧品メーカーで「処方開発」職の募集【東京】

■有名クリニックと共同開発したスキンケア化粧品を取り扱う成長企業で「提案型営業」職の募集【東京】

■有名香水・化粧品の企画開発メーカーで「時短勤務者歓迎の商品企画」職の募集【東京】

■女性向け美容商材企画メーカーで「営業」職の募集【大阪】

 

現在中途採用が活発化している職種には「トレーナー・インストラクター」職があります。数年前に比べると求人数は倍増し、大手企業からベンチャー企業まで、積極的に募集を行っています。これは、本社勤務の集合型研修を行うトレーナー職についても、店舗勤務になることが多い美容部員の接客OJT研修を行うインストラクター職についても、共通して言える傾向です。

 

募集背景としては2点あります。1点目は訪日外国人観光客の増加によるものです。

現在都心では新しい免税店が次々とオープンしており、店舗数が増加しています。免税店と百貨店ではトレーニング方法が異なるため、それぞれに特化したトレーナー・インストラクターが必要です。そのため、いずれかのトレーナー・インストラクターの募集を行う企業が増えているのです。

 

2点目は接客レベルの向上をかかげる企業の増加です。現在百貨店ブランドは店舗数の増加では頭打ちになっています。そのため、各メーカーはリピート顧客を増やすため、美容部員の接客レベルを向上させる施策をとり始めました。それに伴い、トレーナー・インストラクターの増員を行う企業が増加しているというわけです。

トレーナー・インストラクターへの転職を考えている方は特に、この時期に活動を積極化させ、ぜひ転職の成功を掴み取って下さい。

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