2017年3月 化粧品業界の求人・転職トレンド

2017年03月06日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017_3月トレンド_画像先日、株式会社資生堂が自社製品のアイライナーに一部破損があるとして、25万8千本を自主回収すると発表しました。実際の消費者から、その破損により目の周りに怪我を負ったという報告も寄せられており、企業側には速やかな回収・交換対応が求められています。

2013年に起きたカネボウグループでの白斑問題以降、安全な商品を作り出すために不可欠な「品質管理・品質保証」「薬事」といった職種を強化する企業が増加しました。業界内大手企業による今回のこの事案を受けて、「同じ過ちを冒さないように」と再び部門増強を考えた企業が求人募集を行う可能性も。該当職種への転職を考えている方にとっては、引き続き転職しやすい状況が続いています。

 

今月の新着求人一例

■専門商社100%出資の医薬部外品・化粧品メーカーで「営業」職の募集【東京】

■女性の視点に立った独自の商品を手がける化粧品メーカーで「CRMディレクター」職の募集【東京】

■通販化粧品、サプリメントのリーディングカンパニーで「VMD」職の募集【東京】

■バラエティコスメ市場をリードする老舗の大手化粧品メーカーで「販促プランナー」職の募集【東京】

■仏系外資ラグジュアリーコスメメーカーで「リテールマネージャー」職の募集【大阪】

 

3月は、日系企業にとっての決算月。企業がその年度中の採用予定を達成しようと、募集開始から内定が出るまでのスピードを上げる傾向にあります。3月上旬に募集を開始し、下旬までに内定を出すというケースも見られるので、早く転職したい方にとっては活動を進めやすい状況といえるでしょう。

ただ、転職市場全体でいうと3月はそれほど活発な時期ではありません。転職を急いでいない方はまず情報収集に力を入れ、4月以降、市場が再び活況となってから動き始めるための準備期間にあてることをおすすめします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加