化粧品業界の転職ガイド
vol.4みんなの転職活動事情 前編

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転職活動を行うにあたって、皆さんはどう考え、どう行動しているのか。サイトに寄せられた疑問に対し、彩職が独自に行った調査結果にアドバイスを添えてお答えしていきます。

みんなの主な転職理由は?

化粧品業界で転職を決意する理由としてポジティブなものでは、下記の2つが最も多い結果となりました。

キャリアアップ

現在勤めている会社の規模が小さくこれ以上成長が見込めない」という方や「現在通販化粧品だけの会社にいるので、より幅広い商品を手がけたい」といった方が、もっとレベルの高い職場で働きたい、と転職を決意。

落ち着いて働きたい

激務で体調を崩してしまった方や、将来のこと(子供が生まれた後も今の会社で働き続けられるのか?)を考えた方に多い。残業が少なく休みが取りやすい職場への転職を希望

他には、希望するブランドがある場合や、自分の会社の将来性を懸念して、という方も比較的多い傾向にありました。また、直接的な理由ではないものの、ワンマン経営の企業にお勤めの方の中で経営者からのセクハラ・パワハラを受けたという相談、女性が90%以上といわれる職場で人間関係に悩まされたという相談も散見しました。いずれにせよ、何か1つの理由からだけでなく、複合的な判断から転職を決意する、という方も多いようです。

何歳くらいから結婚・出産を意識して転職を考え始める?

27・28歳くらいから徐々に意識し始め、多くの人が30代前半までに「将来も今の職場で働くだろうか」と自問しているそう。転職後、少なくとも一年以上経たないと産休取得できないことを考慮すると、30代前半のうちに出産後も働ける職場へ移ることを1つの指標とすることが望ましいかもしれません。

転職活動に掛ける期間はどのくらい?

早い方では、人材紹介会社に登録してすぐに求人が見つかり、一次・二次面接と進んで、およそ1ヶ月で転職が決まります。平均的な層は、3~6ヶ月。つまり2~5ヶ月ほど掛けて求人を探されるという方が最も多い結果になりました。他業界と比べると、この期間は少し短めと言え、短期集中で仕事を探す人が多いことを表します。ですが、希望条件が細かく決まっていて「良い会社があれば転職したい」という方は、じっくり2~3年掛けて人材紹介会社とやりとりして探す方もいらっしゃいます。いずれにせよ、期間に囚われず、焦らず納得がいくまで転職活動を続ける、というのが理想です。

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化粧品業界の転職ガイド(全9回)

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