化粧品業界の転職ガイド
vol.9内定~退職交渉~入社まで

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面接に合格した後、どんな流れで新しい職場に行けるのか。事前にイメージできた方が何かと準備がしやすいですね。今回は、内定後の流れと、退職願の書き方、入社前の準備についてお話しします。

内定後の流れ

1内定を承諾する(入社意志の伝達)

内定通知があったら、まず、入社の意志があるかないかを伝えましょう。

2入社予定日の決定

面接で「いつ頃から来られますか」という話が出ていなかった場合は、ここで入社日を決めていく流れになります。お勤めの場合は、引継ぎや有休消化なども加味して、多少の余裕を持って入社予定日を伝えましょう。法律では、退職日は、退職の意志を表明してから最低でも2週間後でなければならないと決まっています。引継ぎや退職後の期間も加味し、一般的には1~2ヶ月程度、余裕を持つ場合が多いです。

3退職交渉

いまお勤めの職場に、退職の意思を伝えます。まずは直属の上司に相談し、それ以外の同僚や先輩には、当面は打ち明けないようにします。

4退職願の提出

上司と折り合いが付いたら、いよいよ退職を正式なものにするために、退職願を作成・提出します。

5退職スケジュールの確定・引継ぎ

退職願の提出後は、上司の指示を仰ぎながら引継ぎを始めます。周りに迷惑が掛からないよう、しっかり相手の立場を考えて引継ぎを行いましょう。なお、あまり早くから荷造り・片付けを行うのはマナー違反。少なくとも退職日の前日くらいから始めるようにしましょう。

6退職。そして新しい職場へ入社

退職願の書き方

退職願はほとんど形式が決まっています。下記のサンプルをご覧下さい。
なお、退職理由は事細かに説明する必要はありません。自己都合の場合は「一身上の都合により」で充分です。

退職願の例

なお、退職願はそのまま渡すのではなく、表に「退職願」、裏に「部署名・名前」を縦書で記した白い封筒に入れて、退職の1ヶ月前、直属の上司に渡すようにしましょう。その際は、貴方の退職に驚く人も多いでしょうから、できるだけ人目に付かないよう配慮するのがマナーです。

次の職場に入社するまでにしておくことは?

最終面接時、または内定の通知があった際に、企業側から何かしら宿題が出ることがあります。サンプル品を渡され「毎日使ってみて、感想をワードで送って下さい」と言われる場合、あるいは「これを読んでおいて下さい」と本を渡される場合など。そういった課題がない場合は、新生活に向けて、ゆっくり身体を休めるのも良いでしょう。但し、良いスタートが切れるよう、引き続き、新しい会社の商品に触れる、店舗を訪れて接客を受ける、といった習慣は続けておきましょう。
あとは、初日に備えて忘れ物がないかチェック。スタートから遅刻しないよう、時間があれば一度電車に乗って通勤経路を確認しておくのも良いでしょう。

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